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執筆者の写真ワークアット林

ワーケーションコンシェルジュアワード2024~コワ―キングスペース部門~でアワード受賞

更新日:9月16日

2024年8月 まだまだ暑い京都で開催された日本ワーケーション協会のワーケーションコンシェルジュアワード2024に参加してきました。


\改めてご報告です/

全国で活躍する公認ワーケーションコンシェルジュを活動実績で表彰する

【ワーケーションコンシェルジュアワード2024】

~コワ―キングスペース部門~ でアワードを受賞


2019年から島根県松江市を中心に各エリアで推進してきたワーケション事業は、様々な繋がり(ご縁)やコロナ禍などによる市場の変化やご利用者のニーズに伴い、事業を始めたころには想像できなかった分野や事業にも広がりができています。今では、コワーキング運営事業が基盤となり、地域で事業をする私たちにとって欠かせないコミュニティ運営や地域の課題解決やビジネスが生まれる場所になりつつあります。 コワーキングスペースeunu(縁雲) https://enun.jp/ は、ワーケーション事業からの「つながり」と「ひろがり」で「はじまる」場所となりコミュニティが育ちつつあります。日本ワーケーション協会より受賞した『コワーキングスペース部門』アワードは、地域の多くの活動を支える活動や場所としてとても意義のある受賞だと思っています。

関係者の皆様さまのご協力と応援に改めて感謝いたします。


<日本ワーケーション協会/公認コンシェルジュとは?>

2021年5月設立。ワーケーション普及ならびにリモートワークやワーケーションが、次世代のワーク&ライフスタイルに定着することを目指すため、公認ワーケーションコンシェルジュ※制度を設計し活動する協会です。https://workcation.or.jp/ 本部は京都市にあり、今回も本部のあるQUESTION(京都市中京区)で開催され全国からコンシェルジュも多く参加し交流や情報をシェアできるとでも有意義な時間でした。

現在120名を超える公認ワーケーションコンシェルジュが全国各地で活動を続けていますが、2023年4月から ワークアットの林も『地域の魅力を訴求できる者』として公式認定をうけ、松江市をはじめ島根全域のワーケーションの魅力を発信する役割を担っています。

<ワーケーション推進事業実績>

2019年~島根県松江市を中心に自治体や地域・都市部の企業等と連携しながら、都会地からの人の流れをつくり地域の魅力をブランド化をプロデュースし、ワーケーションによるストレスの見える化の実証実験を実施しました。

その後も松江市をはじめとする島根県各地の多様な働き方をサポートするワーケーション企画受入れなどを実施しています。

2019年から松江市を中心に島根県広域に実施実績多数 

2023年は島根県観光連盟の企画運営協力で島根県西部の石見(益田津和野地域)でも実施

2024年は島根県出雲市や隠岐などにもカバーエリアを広げていく予定

2019年の実証実験から5年間で44回、参加企業141社、人数263名(2024年3月時点)

※取組や実施例/関連記事のメディア掲載はページの一番下にあります

 

ワーケーションは主に【企業型】と【個人型】などに分類され、地域や自治体の推進部門などによって、ターゲットは異なりますが、地域の魅力発信や誘客やブランディングには【企業型】と【個人型】どちらも重要であり、それを受け入れる拠点が地域の拠点となるコワーキングでもあります。

企業型は個別ニーズに基づいたカスタマイズ型として[自己啓発プログラムなどの企業研修][健康経営の推進(福利厚生)][チームビルディング][地域での人材採用][地域課題解決][地域でのビジネス創出]など様々な企画受入れを実施しています。

●個人型は[学び(自己啓発)][地域歴史文化を学ぶ][地域課題解決][農業体験]などコワーキングやコミュニティによる継続的なつながりが生まれています。[ファミリーワーケーション][ヘルスツーリズム] などテーマに沿った企画型ワーケーションやツーリズムも実施しています。

 

特にコロナ禍では出張制限ガイドなどもあり【企業型】でのワーケーションが実施できない期間が続きましたが、【個人型】の募集型のワーケーションにはコロナ禍いおいても一定のニーズ(参加者)があり、地域の方々とのつながり学びやマインドフルネスなどの自己啓発などの企画も多く実施しました。

【個人型】参加者の多くは企業内個人であり、その後【企業型】ワーケーションとして再来する方や個人ワーケーションとして再来する方も多くあります。

現在、松江市を中心とするワーケーションは、その6-7割が【企業型】となっています。

<ワーケーションから繋がる関係人口創出>

~ワーケーションから生まれたコワ―キングスペース~

島根県松江市と一緒に推進してきたワーケーションで松江を訪れていただいた方々を『work@アンバサダー(以下アンバサダー)』として、多様な働き方を楽しみ島根や松江を応援するコミュニティとして繋がっており、現在100名を超える方々に参加いただきwork@やしまね松江のファンでもあり、”関係人口コミュニティ”となっています。

2021年からアンバサダーを中心とした地域課題解決プロジェクト(以下※1参照) により、松江市内に出来たコワーキングスペースenun https://enun.jp/ が現在松江のワーケーション受け入れの拠点(ハブ)にもなっています。

enunはみんなの『第2のふるさと』となり、再来時には単独ではなくご家族とお友達とご一緒にとさらに輪が広がっていきます。場所だけでなく人を訪ねる旅として、コワーキングスペースに立ち寄る方も多数あります。

※1 PRTIMES STORY記事:地域を超えた地域課題解決プロジェクトから生まれたコワーキング誕生秘話―コミュニティとファンづくり みんなの『第2のふるさと』に https://prtimes.jp/story/detail/3b7oeZCEQRb

<コワ―キングスペースenun運営>

受入地域にとってのワーケーションは、地域(自治体)にとっての関係人口創出、2拠点居住、移住、副業(複業)、企業誘致、観光誘客などの手段であり、継続的に循環する基盤となるコミュニティがカギを握ります。

コワ―キングスペースenunは地域や世代を越えて地域人材を育成しビジネスが生まれる場所として松江を起点に島根県内のコワーキングスペースなどの連携推進を目指し、地域と地域、地域と都市部とつなぐコミュニティも運用しています。

地域の根本的課題である人口減少対策のための人材育成や関係人口創出として、若い世代を育てる人材育成や生涯学びの機会の提供、関係人口による外部人材活用などのイベントやプロジェクトも実施しています。

ホテル一体型のコワーキングはワーケーションをはじめ旅やビジネスで訪れた方も、移動なく利用できるワークスペースとして利用可能で会議室などの打合せスペースやオンライン個室ブース、登記可能なレンタルオフィスなども完備しています。


<活動実績-活動の3ステップと実施プログラム>

コワ―キングスペースenunでは[つながる、ひろがる、はじまる。]のコンセプトそって3つの活動を実施しコミュニティを一緒に育てており、コワーキング利用延べ数は5,000名を超えました。

オープン前の準備期間~約2年間半の企画運営実績(2024年9月現在)

1)[つながる]つながるイベント58回/1,764名

2)[ひろがる]学のプログラム31名/741名

3)[はじまる]チャレンジプログラム(地域課題解決プロジェクト)3回/77名


<ウェルビーイングな(マインドフルな)コワ―キングへ>

ワークアットのビジョン『誰もが健やかで生き生きと働き自己成長できる社会へ』にそってコワ―キング運営にも働く人が心豊かに健康に働き過ごすための「Wellbeing-day」企画としてマインドフルネス瞑想やヨガ・ウォーキング・ランニングなどを実施しサブコミュニティなども生まれています。

コワ―キングには畳スペースもあり仕事中にリフレッシュに瞑想やストレッチしたり、スタンディングデスクで座りすぎやストレッチポールで運動不足を解消できるような設備もあり、日頃から健康意識を高める環境を提供しています。

2024年からは「働く人のためのマインドフルネス」として自己啓発や2ケ月の習慣化プログラム等も実施しています。


<コミュニティ・ファンつくり・地域づくり>

enunでは曜日代わりの6人のユニークなコミュニティマネージャが在籍しています。それぞれの特性やキャリアを生かした様々なイベント企画プログラムにより、地域世代を超えた多くの方のコミュニティが活性化しはじめています。

enunのVision(地域・世代を超えた人の繋がりづくり)に賛同する社会人や地域学生や行政機関の方々などは330名を超えています。オープンイベントや1周年記念には、松江外からも多くのコミュニティメンバーの方にも参加いただきました。


コワーキング運営はわずか2年あまり・・・自分自身も学びながら、これからも利用者や関係者の皆さまのフィードバックなどを大切に各種企画や設備運営改善にも取り組みながらサービス向上に努め地域の拠点として行政機関や関係機関などとも連携しながら運営事業を進めていきたいと思います。

 

最後に、この度受賞させていただいた~コワ―キングスペース部門~アワードは

ワーケーション推進事業に関わる松江市さまや関係者の皆さま、コワーキングスペースの施設管理者である浅利観光(松江ニューアーバンホテル)さまや立ち上げにご協力いただいたやアンバサダーや関係者の皆さま、コワーキングをご利用応援いただいている皆さま、そして何よりもワークアット社員やコミュニティマネージャの日々の活動の積み重ねにより一緒に受賞したものと思っています。改めて御礼申し上げます。

  <取組や実施例/関連記事のメディア掲載はページ下に>

 

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